近年は、就業後のミスマッチをなくすためにインターンシップや仕事体験を実施する企業が増えてきました。
日本自動ドアでもすべての職種で「仕事体験」を実施していますが、その目的は何なのか、本記事では現場を体験するメリットを解説していきます。
実際の点検作業の様子もみることができますので、サービスエンジニアの業界に興味があるという方は、ぜひ最後までご覧ください!
仕事体験を行う目的
日本自動ドアでは入社後のミスマッチを防ぐために、面接後すべての職種で「仕事体験」を実施しています。
当社では主にサービスエンジニアや開発職、事務職などを募集しています。あらゆる仕事の選択肢がある中で当社の仕事に興味を持っていただけたとしても、その仕事が自分に適しているかどうかは、説明会や面接だけでは判断しづらいでしょう。
また、実際に働く場所や人と初めて会うのが入社初日ということも不安に感じる人もいるかもしれません。
事前に職場体験を受けていただき、働く様子を見学するだけでも印象は変わってくるものです。
せっかくのご縁をお互いに大切にするためにも、現場を体験していただきたいという思いもあります。
仕事体験を受けるメリット
仕事体験を実施するメリットは、前項でも触れた入社後のミスマッチ防ぐことだけではありません。
実際に本物の現場を感じてもらうことで、普段なかなか見ることができないサービスエンジニアの仕事を明確にイメージできるようになり、入社後に自身が行う作業の感覚や雰囲気を掴めるようになります。
また、人には得手不得手がありますし、リアルな作業風景を体感することで体質や体力面で適しているか、自分自身がこの仕事に向いているのかなど、適正を知ることができる良い機会にもなるでしょう。
仕事体験当日の様子を紹介
それでは、実際に仕事体験当日の様子をみていきましょう。
日本自動ドアには、自動ドアを生産する「生産部門」、施工する「施工部門」、よりよく使っていただくための「保守メンテナンス部門」、新しく自動ドアを開発したりする「設計部門、開発部門」がありますが、今回は「保守点検業務」の様子をご紹介します。
担当者の挨拶が終わると、実際にお客様の元へ同行して作業に移っていきます。
実際の点検手順
- 1.初めに自動ドアのカバーを外す
- 2.吊戸車、ハンガーレールの汚れをウエスで拭く
- 3.この時、部品に摩耗が見られる場合は交換する
- 4.装置内のボルト、ナット、ビスの締め付けを確認
- 5.緩んでいる箇所がないかしっかり確認
- 6.最初に外したカバーの取り付ける
最後に、お客様から点検報告書に確認のサインをもらい作業は完了です。
参加者の声
1人目:今回の点検作業では、さまざまな技術や専門知識を活かしてドアの動作やセンサーの確認、調整などを行いました。
修理や調整を行うことで自動ドアの調子を見るだけではなく、お客様の安全を確保するという責任感のある仕事だと感じました。
またお客様からの感謝や満足の声を直接聞くことができ、自分が社会に貢献しているという実感を得ることが出来ました。
2人目:私自身、日本自動ドアに入社する以前の仕事は全く異なる分野であり、未経験で入社しましたが、入社後のOJTによって自動ドア点検に必要なスキルや知識を身につけました。
自動ドアは多くの場所で使用されており、人々の安全に直結しています。点検を通じて修理や調整を行うことで、利用者の安全を確保できます。
そのため、この仕事を通じて人々の安心安全を守ることができるという達成感を得ることができます。
またお客様からの感謝や満足の声をいただくことで満足感や、やりがいを感じることができます。
まとめ
サービスエンジニアの業務は、人々の安全と直結する大切な仕事であり達成感もある一方で、大きな責任が求められる仕事でもあります。
実際の現場を体験することで、仕事内容のイメージが湧きやすくなるのはもちろん、入社後も良い緊張感を持って業務に取り組むことができるでしょう。