日本自動ドアでは全国の営業所にサービスエンジニアが在籍し、自動ドアの設置・修理・点検といった現場対応を担っています。地域や拠点ごとに担当エリアが異なり、働く環境やメンバーの雰囲気もさまざまです。
今回は、東京都内を担当する日本自動ドア 東京北営業所のサービスエンジニアの仕事に密着。現場での1日の流れを追いながら、具体的にどのような作業を行っているのかをご紹介します。
日本自動ドアのサービスエンジニアの仕事についてはこちらもご覧ください。
日本自動ドア 東京北営業所のサービスエンジニアの1日
8:30 出社・現場へ移動
まず出社したら、前日の退勤後にメールやメッセージが届いていないか確認します。その後、前日に確認した現場の必要部品などの抜け漏れがないか再度確認します。
車で移動しますので、酒気帯び確認をして現場へ向かいます。
9:00 1件目の現場で作業
1件目は杉並区の現場。片引き自動ドア1台の保守点検を行います。片引き自動ドアとは、左右どちらか1枚のドアが自動で動くタイプになります。
各部の部品点検、清掃、注油を実施。タッチスイッチの電池に消耗が見られたため交換しました。
9:45 2件目の現場で作業
2件目も杉並区の現場でした。こちらも同様に片引き自動ドア1台の保守点検を行います。各部の部品点検、清掃、注油を実施。吊元のボルトに緩みが見られたため増し締めを行いました。
10:25 3件目の現場で作業
引き続き杉並区の現場にて作業を行います。今度は片引き自動ドア1台のメンテナンス作業です。見積り受注、現場の部品交換を行います。見積り通り、破損していたガイドプーリーを交換。
その後、各部の部品点検、清掃、注油を実施しました。
11:30 休憩
午前の予定が少し早めに終わったので、午後の現場近くにて昼食及び休憩をとります。私はコンビニなどで食事を購入して車内でのんびり過ごすのが好きです。
エンジニアによっては、訪問するエリアごとにお気に入りの飲食店があったり、美味しそうなお店をその場所ごとで探したりすることも楽しんでいるようです。
上野や浅草も担当エリアになっているので、特に魅力的な飲食店が多いですね。
13:00 4件目の現場
杉並区の別現場にて作業。異音がするので見てほしいとのご依頼でした。確認したところ、吊車の経年劣化による異音を確認したため、劣化した吊車を交換。記録に残すために作業時の写真撮影を行います。
交換後、各部の部品点検、清掃、注油を実施。設置から15年経過しており、交換部品以外にも多くの部品に劣化が見られるため、装置交換の御提案を行い、見積り提出させていただくことをご説明しました。
現場を確認することで判明することもあるため、直接お客様とやりとりをする場面もあります。
15:30 5件目の現場
5件目は練馬区の現場へ移動。片引き自動ドア1台の保守点検になります。各部の部品点検、清掃、注油を実施しました。
16:30 6件目の現場
6件目も練馬区の現場で、片引き自動ドア1台の保守点検の作業です。5件目と同様に、各部の部品点検、清掃、注油を実施。
吊りボルトの緩みによりドアが揺れてカタカタと異音が発生していたため、吊りボルトの締め直しを行い改善されました。
17:30 営業所到着
その日の点検の結果を業務システムに入力します。その後、御見積りのご案内をさせて頂いたお客様宛の見積書を作成しました。
作業時に撮影した写真を、サービススタッフ共有ファイルに保存し、お客様提出用の写真台帳を作成します。
19:00 退社
最後に翌日の予定確認や必要部品の確認、準備などを行います。一通り作業が完了したら退社します。お疲れさまでした。
まとめ
今回は日本自動ドア 東京北営業所で働くサービスエンジニアの1日に密着しました。
1日に複数の現場をまわりながら、それぞれの対応内容に合わせて柔軟に動くのがサービスエンジニアの仕事です。訪問先でお客様と直接やり取りをしたり、劣化状況に応じた提案を行ったりと、技術力だけでなくコミュニケーション力も活かせる場面が多くあります。
また、作業の合間には自分で休憩や移動のタイミングを調整できるのも、この仕事ならではの魅力のひとつ。今回ご紹介した1日の様子を通じて、サービスエンジニアの働き方を少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。
日本自動ドアのサービスエンジニアの仕事についてはインタビューもぜひご覧ください。