機械製品の設置・保守・修理などを行う「サービスエンジニア」ですが、専門職であるため、業務内容や対応方法も業種によってさまざまです。
そこで今回は、日本自動ドアのサービスエンジニアとして働く松喜さんに、実際の現場の流れや仕事をする際の注意点など、サービスエンジニアのあれこれを伺いました。
サービスエンジニアの仕事は大きく4つ
こんにちは!日本自動ドアの松喜です。
今回は、日本自動ドアで働くサービスエンジニアが普段どんな仕事をしているのか、実際の作業の様子を紹介していきます。
サービスエンジニアの仕事は、大きく下記の4つです。
- 自動ドア装置の設置
- 自動ドア装置の交換
- 自動ドア装置の修理
- 自動ドア装置の点検
これら作業をする際に必ず使用するのが、脚立、作業中看板、そして腰袋に入れているドライバーやスパナといった工具の3つです。
サービスエンジニアの仕事【吊車交換】
では、実際にサービスエンジニアの仕事の一つである「吊車交換」の手順をみていきましょう。
- 1.スパナを使ってベルトとドアの連結部分を外す
- 2.外れ止めを緩める
- 3.ドアを外す
- 4.吊車を交換する
- 5.タオルを使ってレールを清掃する
- 6.ドアを取り付ける
手順だけみるとそこまで難しい作業ではありませんが、機械の知識はもちろん、周囲の人やモノなど、さまざまな部分に気を配ることが大切です。
日本自動ドアで働くサービスエンジニアへインタビュー!
サービスエンジニアの仕事するうえでの注意点や必要なスキルを、松喜さんにインタビュー形式で聞いてみました。
Q:仕事をするうえでの注意点
作業中は、お客様の出入りを注意したり、モノを移動させるときは養生したり、自動ドアだけでなく、周囲にも細心の注意を払っています。
Q:サービスエンジニアの面白さは?
街中で自分が修理した自動ドアが正常に動いているのを見たときですね。
また、修理完了後にお客様から感謝の言葉をいただいたときも、やりがいを感じる瞬間です。
Q:経験・資格は必要ですか?
必要ありません。未経験の方も大歓迎です!!
入社後に自動ドアの資格を取ることができます。
Q:自動ドアに詳しくなくても大丈夫?
大丈夫です!
現在働いているほとんどの社員が、未経験で入社しています。
Q:身につけておいた方がいいスキルは?
車移動が基本になるので、普通自動車の免許は必要になります。
Q:どのようなスキルが身につきますか?
自動ドアに関する知識はもちろんのこと、お客様と直接会う機会が多いので、専門的な内容でも伝わるよう分かりやすく説明したり、相手の意思を汲み取るコミュニケーションスキルが身につきます。
Q:どのような人が向いていますか?
車の運転が好きな人、機械いじりが好きな人、人と話すのが好きな人、協調性がある人ですね!
サービスエンジニアをはじめとした、日本自動ドアで働く社員のインタビューはこちらにもたくさん公開しているので、ぜひご覧ください!
まとめ
自動ドアの吊車をそのままにしておくと、ベアリングが破損して手動での開閉も困難になってしまうため、定期的に交換・メンテナンスすることが重要です。
交換の手順を詳しく解説している動画もありますので、ぜひYouTubeもご覧ください!