日本自動ドアでは自社食糧自給率を高める取り組みの一環として「自給自足プロジェクト」を実施しています。
自給自足プロジェクトでは、自社で農作物の栽培を実施することで社員とその家族に配布・販売し、社員の食費を抑えること、提携農家さんから農作物を購入することで農家さんの支えになることを目的とした取り組みです。
今回は自社栽培を実施している埼玉県狭山市の畑にて社員が集まり、じゃがいもの収穫とBBQを行いました。そんな収穫祭当日の様子と自給自足プロジェクトについて改めてインタビューしました!
自給自足プロジェクトとは

自給自足プロジェクトは社員とその家族の食料品に対する不安を軽減するため、経済循環を促すコミュニティを形成することが大きな目的です。
地球温暖化の影響で全世界的にさまざまな農作物の生産性が落ちている現状や、全国的な物価高によるエンゲル係数の上昇など食糧に関わる問題は数多くあります。収入によって食べる物にまで差が出てしまうことを考え、日本自動ドアでは自給自足プロジェクトが発足しました。
自身で野菜を栽培すること、そして、安心安全に食べられる野菜を買うことによって、より健康的な食料品を口にすることができるだけではなく、災害時にも困らないというメリットが挙げられます。
その他にも仕事以外での絆を強化し、食を通じて助け合う企業文化を創っていきたいという思いがあります。
自給自足プロジェクトについて詳しくはこちらのコンテンツもご覧ください。
日本自動ドアで実施している「自給自足プロジェクト」の取り組みとは?
埼玉県狭山市で実施している取り組み
日本自動ドアの飯能工場の近辺に位置する狭山市では、自社農業として玉ねぎとじゃがいもの栽培を行なっています。
長期保存が可能で、より多くの社員に届けられるようにとの思いから、この2つの作物を選びました。
定植や畑の管理、収穫時期は社員が集まって実際に農業を体験する機会も作り、通常働いているだけでは触れることの少ない、畑仕事の大変さや楽しさを知ることもできます。収穫祭では、収穫した野菜を自分自身で食べることによって改めて、野菜の美味しさを感じられました。
収穫祭の目的

収穫祭では社員とその家族に畑へ足を運んでもらい、育った野菜の収穫を行いました。
参加された方の中にはお子さんもいらっしゃいました。都心で暮らしていると農業に触れる機会はあまりないと家族で農業を体験する機会にもなっています。
収穫祭は、収穫後に野菜を食べる時間を作ることで、社員同士の絆を深める目的も大きくなっています。日頃の仕事では部署が異なり、会話をすることが少ない社員同士でも同じ会社の一員として楽しむことができるイベントを目指しています。
その他にも、日本自動ドアの自給自足プロジェクト自体へ参加していただくことが一番の目的です。
収穫祭当日の流れ

収穫祭は07月19日(土)に行われ、社員とその家族十数名が参加しました。
朝の9時から収穫作業を始め、実際に畑に出てじゃがいもを掘っています。大人の握り拳ほど大きなじゃがいもも収穫され、和気あいあいと話ながら楽しく収穫作業を進められました。
お昼ご飯のBBQは畑から車で30分ほどの飯能工場敷地内に移動し、みんなで食事を楽しみました。収穫したばかりのじゃがいもはその場でアルミホイルに包んで焼いて食べたり、それぞれが選んでお土産として自宅に持って帰ったそうです。
参加者の様子

当日は非常に暑い時期だったため、皆さん水分補給など熱中症対策をしっかりと行いながら元気に収穫作業を行いました。
「じゃがいもの甘さや美味しさに驚いた!」「収穫作業は初めてだけど楽しかった!」という声もあり、収穫祭を楽しんでいる姿が見られました。
実際に初期から自給自足プロジェクトに関わっている方は、「このプロジェクトは社長が始めたものです。社員の食事や社会貢献にまで広く目を向けられていることから、社員としても非常に喜ばしいです」とお話しされていました。
その他にも参加者からは下記のような声がありました。
「農家の人は本当に大変だと感じました。農業に関わる機会が得られて本当によかったです。」
「改めて、社員のことを考えた温かい取り組みをしている日本自動ドアの魅力を感じました。」
収穫祭を企画した社員にインタビュー!
今回は実際に狭山市で農業をされている永長さんと、自給自足プロジェクトを実施している佐藤さんにお話をお聞きしました。
今回の収穫祭の感想を教えてください
佐藤さん:まずは、無事に終わってよかった、というのが一番の思いです。
熱中症の方や具合の悪い方が出ることもなく、参加した社員とそのご家族がみんな楽しく、実施できたことが嬉しく思います。
収穫してもらう体験が一番大切なので、みんなで収穫する喜びを味わえて、非常に良かったと思います。
永長さん:私も佐藤さんと同じで開催する立場だったので、皆さんが笑顔で土を触っていただきながら収穫して、熱中症が出なかったことが1番良かったですね。
後は、その場で食べる楽しさはもちろん、持って帰って自宅でも楽しんでいただける取り組みがよかったです。
今後実施したい取り組みや行事はありますか?
佐藤さん:収穫祭は社員が集まる機会でもあり、いつも楽しいイベントとなっているので今後も続けていきたいと思います。
今後はより栽培する品目を増やして、もっと皆さんが自給自足できるようにしていきたいですね。また、少し難易度は高いですが、現在はお米の価格高騰が話題になっているので、今後栽培できたら良いと考えています。
最後に、自給自足プロジェクトへの思いをいただけたらと思います。
永長さん:実際に栽培した農作物が日本自動ドアの社員へ行き届いて、「日本自動ドアはこんなすごい取り組みをやってるんだ!」と皆さんにも好感を持っていただいてると思います。
佐藤さん:最初は社長の声で「社員の家計を助ける」という形から始まったプロジェクトでした。社員の皆さんに野菜やお米を配ったり、安く購入していただくことで助けになっていると感じますので、プロジェクトに関わる側としてもすごく喜ばしいと感じています。
また、京都の提携農家さんからも野菜などを購入させていただいていまして、そちらの方もご好評いただいておりまして、本当に地域に貢献できる取り組みだと感じています。
永長さん:社員を助ける、農家を助けるという思いを実践できている本当に良い取り組みだと思いますね。
まとめ
今回は自社栽培を実施している埼玉県狭山市で実施された収穫祭について、お話しをお聞きしました。社員の食や家計を助ける目的や、農業に関わり地域貢献をする目的を持った自給自足プロジェクトは、日本自動ドア独自の取り組みとして大きな魅力があります。
収穫祭では農業に触れ、自身で収穫を体験していただくことはもちろん、社員同士の絆を深めることにも大きく貢献しているイベントです。今後も日本自動ドアではさまざまな取り組みを通して、社員の働きやすさにも目を向けていきたいと考えています。