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INTERVIEW.3

社員のためを思って
働きかけてくれる会社です

マネージャー

エリアマネージャー 佐藤 仁哉さん

――自己紹介をお願いします。(所属・役職・勤務年数、入社経緯など)

入社15年目の佐藤 仁哉です。役職は、宇都宮から北側を統括するエリアマネージャーです。いろいろと仕事を兼任しているので、全国メンテ本部という部署や教育グループにも所属しています。

日本自動ドアに入社する前は、たくさん転職をしていろいろな仕事を経験しました。整備士の免許を持っているので車整備の仕事や、建築関係、自動販売機の設置業者などです。
日本自動ドアの求人は公共職業安定所(ハローワーク)で見つけて、もともと機械いじりが好きだったので、ちょうどいいと思い応募しました。
全部で3社くらい受けましたが、その頃は就職氷河期で、どこも倍率が高かったです。ネジ屋さんを受けたときは、最後の2人に残りましたが、「3ヶ月の試用期間後は、どちらかしか社員になれない」と言われました。それはリスクがあるなと思い、お断りしました。

日本自動ドアにも50件くらいの応募が来ていたらしいですが、その中の一人に選んでいただいて嬉しかったです。外回りもしたいと思っていたので、この業種が合っているなと考えて入社しました。

入社するときには、仕事内容について細かく説明があり、入社後にギャップは感じませんでした。いろいろな会社を渡り歩いてきたので、「まあこんなものだろう」という感じでしたね。

――仕事内容について教えてください。

エリアマネージャーの仕事は、6つの拠点を管理管轄することです。拠点内で何か問題が発生した際は、真っ先に対処するように心がけています。

拠点の所長さんと一緒に取引先を訪問して、「今後ともよろしくお願いします」という感じで、ご挨拶や発注のお願いなどの拡販活動もしていますね。新規の会社も訪問して、お取引させてもらえないかなど、開拓営業もします。

いまは現場には出ませんが、もともと作業員から始まり、所長も経験しています。その分、現場や所長の苦労も分かるので、誰かが困っていたら手を差し伸べてあげたいですね。

教育部では、社内教育のために講師を指名して、社員に授業を行っています。私は校長先生みたいな感じですね。
もともと、日本自動ドアには自動ドア技術学院という研修施設があり、入社すると3か月間の研修で自動ドアの知識を得ることが可能です。

しかし、最近はコロナで集まる機会が減り、去年からはオンラインアカデミーを開講しました。オンラインで講義を受けて、自動ドアの知識だけでなく、パソコンやビジネスマナーの知識も身に付けられるように運営しています。
私が登壇することはありませんが、講師を8名くらい任命して、講義などいろいろやってもらっています。

その他にも、全国メンテ本部という部署にも所属しています。ここでの仕事は、修理依頼の取りまとめや、管理会社の代表の方とお話しすることです。

――仕事に対するこだわりや面白さを教えてください。

昔から仕事で大切にしているのは、「部下や後輩を絶対に守る」ことです。
私は自衛隊に4年間所属していた経験があり、そこの先輩の教えが元になっています。

後輩を守るには、自分を磨かなくてはなりません。後輩の見本にならないといけないので、恥ずかしいことはできない。人の前に立てるようになって、後輩を守っていけば、必ず自分の身になると教えられました。私にとっては恩師のような先輩です。

その先輩は、後輩からすごく慕われていたので、その背中を見て私もそうなりたいと思い、この職場でも同じことを心がけています。

――今までの仕事の中で印象的だったエピソードはありますか?

昔、仕事でミスをしてしまった時に、現場の監督さんから、かなりの勢いで怒られたことがあります。胸ぐらを掴まれて、本当に殴られるのではないかと思うほどでした。

関係者全員で挽回するために、休日返上で誠心誠意対応しました。すると、その監督さんも上の人に掛け合ってくれて、無事に解決できました。
すべての処理が終わった時に、最初は怒涛の如く怒っていた監督さんが「よくやった!」と言ってくれて、その後はすごく仲良くなったのが印象的です。

謝罪の気持ちを伝えて、誠心誠意に対応すれば相手も分かってくれて、良い関係になれるんだな、と気がつきました。
部下に対しても同じで、叱責した後に誠心誠意対応してくれると、こちらも「ありがとう」という気持ちになります。その時には、部下をしっかり褒めて、ありがとうと伝えないといけないと常々思っています。

お客さんと仲良くすることは大切で、言い方を変えると「相手の懐に入る」。懐に入れば、仕事以外でも仲良くなれます。
我々はモノを売ってお金をもらいますが、建築業界には「安ければ安い方がいい」という考え方があります。
しかし、相手の懐に入っていたら、うちの会社より安い業者がいても。、私のところに仕事が来るんです。言い方は悪いですけど、相手の懐に入って逃がさないように心がけています。

――日本自動ドアはどのような会社ですか?

私が入社した15年前は、過酷な環境で定時に帰れない事もありました。それが最近では、有給取得の推奨や残業時間の削減などを、社員のためを思って会社が働きかけてくれていると感じます。
社員だけでなく、社員の家族も大事にしてくれます。
子どもの卒業式などの節目には、上司が「絶対に行きなさい」と声をかけてくれます。家族との大切で充実した時間を過ごせるようになりました。
あとは、赤ちゃんが生まれると、マタニティーボックスという箱に、事前に聞いた欲しいものを入れてプレゼントしてくれます。

私は仙台で働いているので、東日本大震災入社3年目で経験しました。被災した当日に本社から電話があり、「いま必要なものは何だ?」と聞かれて、私に0歳の娘がいたので、オムツが欲しいと伝えました。
本社の方々が走り回ってくれて、一年では使いきれないほどのオムツを送ってくれたんですよ。すごく嬉しくて、思いやりのある会社だなと感じました。

私が管轄しているエリアの社員はみんな優しいし、私より年上の方も何人かいますが、和気あいあいと仕事をしています。
楽しい職場にしたいので、「笑いのある職場にしてね」、「お菓子を食べるなら買ってもいい」、「冗談を言ってもいい」とみんなに話しています。社員の人たちも考えを分かってくれて、良いチームワークで働けていると感じています。

――今後の目標を教えてください。

先ほどお話した「部下を守る」にも繋がりますが、部下をハッピーにさせたいという思いが、一番にあります。
社員と面談をすると、仕事のやり方や給料などについて要望をもらいますが、100%は難しかったとしても80%は希望を叶えてあげたいと考えています。
そのために、自分の管轄エリアをもっと活気づけて売上をアップして、みんなで笑ってハッピーに過ごすのが一番の目標ですかね。

――最後に応募者へメッセージをお願いします。

日本自動ドアは、昔と比べたらと言ったら悪いですが、すごく働きやすい職場になりました。未経験の方にも周りがフォローします。仕事はそれほど敷居が高くなく、働いてみたい方には、良い職場だと思います。
応募しようか悩んでいるなら、会社見学に来ていただきたいですね。