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INTERVIEW.4

仕事の相談やアドバイスをしたり、
お互いに助け合える会社です。

エンジニア

サービスエンジニア 山内 涼介さん

――自己紹介をお願いします。

技術職として勤務しています。勤続年数は12年です。
入社した経緯は、高専(高等専門学校)に在学していた時に、日本自動ドアの新卒採用の求人が来ていたためです。もともと、幼いころからモノ作りや身体を動かす仕事に就きたいと思っていました。その希望にピッタリな日本自動ドアに応募したところ、採用していただきました。

私は地元が三重県で、地元から近い場所で就職できたらいいなと思っていました。三重県から近い愛知県や大阪府を第一希望にしていましたが、ちょうど東日本大震災が発生した頃で、求人が少なくなっていたんです。
勤務地とやりたい仕事の両方を叶えるのは難しそうだと判断して、やりたい仕事を中心に探しました。それで、何社か採用面接を受けて、内定をいただいた日本自動ドアに入社した形です。

――仕事内容について教えてください。

サービスエンジニアという技術職で、自動ドアの修理やメンテナンス作業・保守契約にご加入いただいている取引先の定期点検などをしています。
基本的には、現場を回る仕事なので、ほぼ1日中、車でさまざまな場所へ行っています。

朝は営業所に出社して、準備ができたら現場へ向かいます。1日の訪問件数は、修理と定期点検を合わせて、4~5件ほどです。
現場によっては大掛かりな作業が必要なので、午前中いっぱい時間がかかるケースもあります。そのようなときは、訪問件数も少なくなりますね。

技術職は急な修理にも対応するために、24時間体制の仕事です。土日の出勤もあり、遅番出勤や夜勤などもあるため、勤務時間にバラツキがあります。基本的にはシフト制で交代しながら対応しています。

自動ドアの修理の流れは、お客様から「自動ドアが動かなくなった」とご依頼が入ると、現場に伺います。
現場に到着すると、まずは現状把握のために自動ドアを点検します。次に、センサーが壊れていたり、自動ドア内部のモーターが壊れていたりと、修理箇所を判断します。

お客様に修理箇所を説明して、ご了承をいただいたうえで修理に入ることが大切です。
定期点検の場合は、自動ドア内部の点検や清掃などで、半年に1回くらいのペースで、現場を回っています。

営業所内の体制としては、自動ドアを新規で設置する「工事担当」と、装置の修理をする「メンテナンス担当」の2つに分かれています。営業所内で2つの部署に分かれているわけではなく、メンバーの専門により作業を分担している形です。

私が入社した時は、工事部とメンテナンス部、保守契約部の3つの部署に分かれていました。営業所体制に変わってから、3つの部署が廃止・統合されて、基本的にエリアごとに回るようになったんです。

私は入社してからメンテナンス部門に配属されて修理専門だったので、営業所体制になってからもメンテナンスや点検を担当しています。
自動ドアを新規で設置する工事担当の人は、もともと工事専門で作業をしていた人という流れになっていますね。

これから入社される方は、まず現場の補助に付いてもらいます。工事部門もメンテナンス部門も補助は必要なので、どちらも経験する形です。

――仕事に対するこだわりや面白さを教えてください。

第一に心がけているのは、お客様にご納得いただけるように作業をすることです。
自動ドアを修理するのは大切ですが、お客様と言葉を交わすことも多いので、修理内容をご理解いただけるように丁寧な説明や言葉遣いも大切です。

「どの部品が壊れていて、こういう修理をしましたよ」と適切に説明して、納得していただかないと、クレームに繋がることもあります。説明を怠ると「もっと分かりやすく説明してくれ!」とご指摘頂くこともありますね。

丁寧な対応をすることで好印象を持っていただき、「またお願いします」「また来てください」など暖かい言葉をいただくときは、やりがいを感じています。

あとは、現場での仕事になるので、修理中に作業事故が起こる可能性があります。
事故を防止するために、お客様の出入りに注意したり、周囲の物を移動させる時に養生したりなど、細心の注意を払って作業しています。

――今までの仕事の中で印象的だったエピソードはありますか?

最近の仕事で印象に残っているのは、ホームセンターさんでの修理作業です。
かなり大きな自動ドアで、一人ではとても作業できないため、5人で一緒に作業をしました。
自動ドアの扉の上についている装置全体のリニューアル交換をしましたが、かなり大掛かりな作業でした。お店が閉店してから夜間に作業を開始して、時間に追われながら作業をしましたね。

普段は一人で作業をすることが多いですが、ドアの大きさや、作業内容によっては複数人で回ることもあります。
例えば、扉の部品が壊れると、扉を外して作業をする必要があります。1人や2人で扉を持てないときは、状況に応じて人数を増やします。

――日本自動ドアはどのような会社ですか?

いろいろな営業所の方と話す機会も多いですが、上下関係は厳しくない会社ですね。みんなフレンドリーな会社という印象です。
現場作業で困ったときには、先輩に気軽に相談できて、アドバイスを言い合えるので、とても助かっています。

コロナ禍に対応するために、直行直帰もできるようになりました。
技術職の人は遠方から電車通勤している人もいます。電車通勤の人でも会社に出勤しないで現場に直行して、作業が完了すればそのまま直帰できます。コロナ禍でも働きやすい環境になってきているかなと感じています。

働き方の面では、フレックス制を取り入れるなど、働きやすい会社でもあります。
通常は日勤シフトで8時30分か遅番シフトで13時00分に合わせて出勤しますが、現場によっては夜遅い時間に作業をすることもあります。
フレックス制で現場に合わせて出勤時間を遅くするなど、時差出勤ができるので、時間に縛られない働き方が可能です。

最近では、残業時間にも厳しいため、長時間の労働もありません。基本的にシフト制ですが、有給休暇の申請をすれば休ませてもらえるので、融通が効いて働きやすいと感じています。

――今後の目標を教えてください。

いまはメンテナンス専門で作業をしていますが、新規で自動ドアを設置する工事部門の仕事もしたいですね。
工事の作業をした経験はありますが、技術は未熟なので鍛えてなんでもこなせるようになりたいです。

工事の作業は、現場によっては部品が合わなくて、電動工具を使用して加工しないと装置自体が収まらないケースもあります。
工事を一通りやれと言われても、できない部分があるかもしれません。メンテナンスだけでなく、工事も自分一人だけで全部できるようにすることが目標です。

――最後に応募者へメッセージをお願いします。

自動ドアは、さまざまな場所に設置されていて、目にしない日は無いものです。身近なものですが、構造や原理などは分からないと思います。
けれど、上司や先輩は優しいですし、上下関係もなくアドバイスをもらえるので。入社して自動ドアについて学べば、働きやすい職場です。

勤務時間はバラバラですけど、有給休暇を申請すれば休ませてもらえて融通が利いたり、福利厚生も充実したりしているので、この辺りは魅力的ですね。

先輩方の指導のおかげで技術が身に付いて、大きな仕事も任せられるようになります。技術面で成長すればお客様から感謝してもらえて、やりがいを感じられる仕事です。
日本自動ドアの求人が気になっている方は、ぜひ応募してみてください。